RapidWeaver 6 は今月末?Realmac Software が新機能の詳細を公開

rapidweaver6


結局Betaプログラムに参加できなかった管理人です。

Realmac Software のブログに RapidWeaver 6 に関する新情報が掲載されていました。
RapidWeaver 6 Is Coming Soon! by @dancounsell — Realmac Blog

Mac App Store へ申請するための最終調整の段階まで来ているのかな?今月末のリリースを目指していると書かれています。

RapidWeaver 6 の新機能

ラピッドウィーバー 6 の新機能をざっと紹介します。
Web Design Software for Mac — RapidWeaver

5つの新テーマの追加

サードパーティー製のテーマが採用されるようですね。どのテーマデベロッパーもオシャレなテーマをリリースしていますので楽しみです。

アドオンマネージャー

プロジェクト単位でアドオン(プラグインやスタックかな?)を整理できるようですね。

64ビット化

64ビット化で大規模なサイト構築も可能なようです。推奨ページ数?制限も無くなるのかな?

公開の高速化

旧バージョンより3倍速く公開出来るそうです。

Markdown

Markdown(マークダウン)という記述方法が採用されました。これを機会に学習して作業の効率化を図るのもいいかもしれません。

バージョンと自動保存

WordPress などを使っているとわかりますが、バージョンと呼ばれる一定の作業時間で保存される機能が搭載されるようです。TimeMachine みたいな感じですかね。これは嬉しい機能。

サイト全体にコードを適用

個別にページに適用するしかなかった追加したいCSSやJavaScriptが全体に適用できるオプションが用意されるみたいですね。これもかなり嬉しい機能。

全画面表示

最近のエディタには多いですが編集画面をモニタ全体に表示して作業に集中することが出来ます。

プレビューサイズの選択

iPhoneやiPadなどスマートデバイスでの表示も確認できるみたいです。

マスタースタイル

似た機能はこれまでもありましたが、この機能は例えばサイドバーを全ページから非表示にしたいときに一括で出来るようです。これも嬉しい機能。

サンプルサイト

これまでのラピッドウィーバーはゼロから構築する必要がありましたが、5つのテンプレートが用意されているようです。これをカスタマイズして作業時間を短縮するのもいいかもしれませんね。

コミュニティ

これは従来の Realmac Software にあるコミュニティのことかな?それともアドオン別にコミュニティが用意されるということでしょうか?

ラピッドウィーバー 6 は、8月24日以降にラピッドウィーバー 5 を購入した方以外は$39.99の有料アップグレードになります。

みなさんにご相談

記事の内容とはちょっとズレますが「Happy Weaving.」「Let's Weaving.」を的確に訳せる方いらっしゃいますか?ラピッドウィーバー 5 の日本語インストーラーでは Weaving を「作業」的な意味合いで訳した記憶があります。

Comments

RapidWeaver 6 Beta プラグラムに参加する方法

Pasted Graphic

RapidWeaver 6 のベータ版がリリースされているようですが、ベータテスターになるには条件があるようです。
適当な英語でフォーラムに投稿してみたら何となくやり方がわかったので紹介します。

手順1 Realmac Software のフォーラムに登録する

まずはフォーラムのメンバーになる必要があります。ベータテスターに申し込む時にフォーラムのユーザ名が必要になるのでメモしておいてください。

手順2 HockyApp に登録する

HockyApp をよく分かっていませんが、以前メールクライアントの AirMail のベータテスターに参加した時に HockyApp を利用していました(ログインして気がつきました)。Facebookなどのアカウントで簡単に登録できます。
以下のリンクからログインしてフォーラムのユーザ名を入力します。
https://rink.hockeyapp.net/recruit/0bdfe1f7ec60493ea9b278d5daa1c9b7

簡単ですが上記の手順で申し込みだけは出来ると思います。ただし、申請順でテスターに参加できるようなので申し込んでもすぐにベータ版が入手できる訳ではないようです。
取りあえず申し込んで気長に待ちましょう。

Comments

そのプラグインは最新?RapidWeaver が起動しない場合の解決方法

RW5.x検証済み
このエントリの内容は RapidWeaver 5.x を使用して検証、カスタマイズされた時のものですが、このバージョンでの動作を保証するものではありませんのでご注意下さい。また、表示の無いバージョンでは動作しない、エラーが出ないという意味ではありません。
最近、100MB越えのプロジェクトファイルが開かなくて焦った事がありました。
プラグインを全部外したら起動したので調べてみたら RapidFlickr というプラグインが原因でした。
最新版にアップデートしたら解決したのでほっとしました。

以前
RapidWeaver が OSX 10.9 Mavericks で起動しない不具合のメモ|毎日の向こうに という記事を見て PlusKit は最新していたのですが、どうもOS10.9では Loghound.com のプラグインが原因のクラッシュが多いような気がします。
最新版にアップデートすれば解決したので、Loghound のプラグインをインストールしている人は最新版かどうかチェックした方が良さそうです。
Comments

不具合のあるプラグインは js や php テンプレートファイルのテキストエンコーディングを 日本語(Mac OS)にしてみる

RW5.x検証済み
このエントリの内容は RapidWeaver 5.x を使用して検証、カスタマイズされた時のものですが、このバージョンでの動作を保証するものではありませんのでご注意下さい。また、表示の無いバージョンでは動作しない、エラーが出ないという意味ではありません。
ユーザーの方から質問を頂いて思い出したので再エントリします。

不具合のあるプラグインは JavaScript テンプレートファイル「ファイル名_js_tpl.txt」や「ファイル名_php_tpl.txt」を疑おう

不具合のあるプラグインに遭遇したら、メニューバーの「RapidWeaver」から「テーマとプラグインの管理」をクリックするとプラグインやテーマが格納されたフォルダがFinderで開きます。

当該プラグインを見つけたら、プラグインのパッケージを開いて

プラグイン名.rwplugin/Contents/Resources/ファイル名_js_tpl.txt
プラグイン名.rwplugin/Contents/Resources/ファイル名_php_tpl.txt

などをとりあえず探します。例えば
ファイル名_js_tpl.txt は、JavaScriptファイルのテンプレートテキストファイルだと思います。このファイルはRapidWeaverを介してサーバーにアップロードされると ファイル名.js というファイルとして生成される仕組みです。


ファイル名_js_tpl.txt や ファイル名_php_tpl.txt を見つけたら試すこと

例えば ファイル名_js_tpl.txt を見つけたら、以下の順番で修正を試みてください。そのためにはテキストエンコーディングが出来るテキストエディタを事前に用意しておいてください。無料のものだと CotEditormi などが有名かと思います。管理人は Coda 2 App (¥7,400)Espresso を使っています。

1.バックスラッシュが円記号になっていないか調べる

ファイル名_js_tpl.txt を開いて、半角の ¥ 記号があるか検索をしてみてください。もしあった場合は、同じく半角の \(バックスラッシュ)にすべて置き換えてください。

2.テキストエンコーディングを 日本語(Mac OS)に変換する

1の作業で半角の ¥ 記号が無かった場合は、テキストエンコーディングを 日本語(Mac OS)、左記がなければ Japanese(Mac OS)に変換してみてください。そうすると半角の ¥ 記号が表示される場合があります。もしあった場合は、同じく半角の \(バックスラッシュ)にすべて置き換えてください。

3.テキストエンコーディングを 日本語(Mac OS)に変換して保存する

2と同じ作業ですが、¥ 記号が無い、テキストエンコーディングを 日本語(Mac OS)に変換しても ¥ 記号が表示されなかった場合は、そのまま保存してください。

それでも解決しない場合は

テンプレート式のファイル以外のjsファイルやphpファイルを疑いましょう。もう地道にローラー作戦で行くしかありません…。


プラグインが更新されたら同じ作業をする

もし、修正したプラグインがカスタマイズされたら同じ作業をして対応してください。現時点ではこの方法しか対処できないと思います。


関連記事

Comments

RapidWeaver 6 β版リリースに関する情報

rapidweaver6_icon


私もそうですが、RapidWeaver 6 がいつリリースされるのかヤキモキしている方も多いと思います。
その件について続報がありましたのでエントリしました。

RapidWeaver 6 の最新情報

Another Update on RapidWeaver 6 - Realmac Community Forums

英語が理解できる方は上記のリンクをお読みください。以下簡単に要点だけをまとめてみました。(間違ってたらごめんなさい)


リリースは7月末〜8月中旬か?

フォーラムに投稿された内容を見ると、β版のリリースは6〜8週間後とありますので、7月末〜8月中旬頃になるものと思われます。もちろん変更の可能性もあります。
フォーラムのメンバーに対してリリースされるようです。フォーラムに事前登録する必要があるのかな?

対応するOSは OS X Mavericks 以上

OS X Mavericks、数字で書くとOS10.9以上ですね。先日発表された OS X Yosemite(10.10かな?)にも対応しているようです。

RapidWeaver 6 は64bitアプリケーション

64bit化されたことでファイルサイズが大きくなっても高速に動作するということでしょうか?

5で使っていたテーマとスタックはそのまま利用可能

購入した資産が無駄にならなくてよかったです。

プラグインはアップデートが必要

プラグインはデベロッパーが提供する最新版を利用するようにと書いてあるのかな?64bitはプラグインに影響するようです。
RapidWeaver 6 を起動すると互換性のないプラグインに対する警告が出るみたいですね。

RapidWeaver 6 は 5のプロジェクトファイルをそのままでは開けない

RapidWeaver 6 はサンドボックス化されたことで、5のプロジェクトファイルをそのまま開けないようになっています。
近々リリースされる RapidWeaver 5 の最終バージョン?に6への変換エクスポート機能が搭載されるのでそちらを利用すればいいようですね。

デベロッパーは対応済み?

昨年の夏から各デベロッパーに対して6への対応をサポートしているそうなので、RapidWeaver 6 のリリースと同時にプラグイン類に関してはすぐに使えるようになるみたいですね。
でも開発をやめてしまったプラグイン、無料のプラグインに関しては期待しない方がよさそうです。

とりあえずこんな所でしょうか。
個人的にはブログ機能の強化、まともなPHP化がされていればいいなと思います。

Comments

ロゴマークやサイトタイトルをクリックしたらホームに戻る&マウスオーバー時のツールチップをカスタマイズする方法

RW5.x検証済み
このエントリの内容は RapidWeaver 5.x を使用して検証、カスタマイズされた時のものですが、このバージョンでの動作を保証するものではありませんのでご注意下さい。また、表示の無いバージョンでは動作しない、エラーが出ないという意味ではありません。
2ちゃんねる掲示板である質問を見かけたのでエントリを書きました。(そこでも回答したのですが詳しく説明するためにこちらでも書きます)

最近のRapidWeaverテーマはサイトタイトルやロゴマークへのリンク(このサイトで言うとhttp://rapidweaverfan.net)が設定されているものが多いですが、標準でインストールされているテーマにはその設定が無いようです。
今回はテーマを直接カスタマイズしてその機能を実装しようと思います。


テーマのindex.htmlを編集する

サンプルとしてテーマビューから標準テーマの「Baukraft」を右クリックで複製して名前を付けて保存し、同じく右クリックでFinderにテーマのContentsフォルダを表示します。
その中に「index.html」というファイルがありますのでテキストエディタなどで開きます。

このテーマでロゴマークとサイトタイトルに該当するコードはこの部分です。

%site_title%


上記のソースコードで注目する所は、3行目の%logo%と5行目の%site_title%です。(
*都合により%は全て大文字で表記していますが実際は半角英数で記述してください
%logo%の部分は設定したロゴマークの画像が、%site_title%には設定したサイトタイトルが挿入される仕組みになっています。

サイトタイトルとロゴマークにWEBサイトのURLを設定する

サイトタイトルやロゴマークに、WEBサイトのURLを設定するには以下の様にコードを編集します。



見てわかると思いますが、ロゴマークやサイトタイトルに
WEBサイトのURLがアンカー(リンクタグ)として設定されています。
base_url%の部分が、WEBサイトのURL(このサイトだとhttp://rapidweaverfan.net)に当たります。
これでロゴマークやサイトタイトルをクリックするとベースのURLに移動するようになります。


サイトタイトルとロゴマークにマウスオーバーした時のツールチップを設定する

標準テーマである「Baukraft」にはマウスオーバーした時のツールチップが設定されていませんが、サードパーティー製のテーマには「Home」と設定されているものがあるようです。違和感がある方もおられると思いますが、ツールチップ(吹き出し)としては正しいように思います。ただ、「ホームに戻る」など自由な言葉に変更することは標準の機能では出来ません。そこでこれまでと同じようにindex.htmlを編集します。

アンカータグにtitleを指定する

サイトタイトルやロゴマークのアンカータグにタイトル属性を指定したい場合は、以下の様にコードを編集します。



これで、マウスオーバー時のツールチップを制御することが出来ます。タイトル属性にサイトタイトルを設定したい場合は以下のようにします。




はじめからツールチップが設定されているテーマの場合

例えばBrandon Lee Theme DesignのAmbienceというテーマだとこの様な記述になっています。



ソースコードの6行目を見ると、title="Home" という記述があります。これがツールチップの部分です。ここの「Home」の部分を書き換えればOKです。

以上でこのカスタマイズは終了です。
Comments